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独身男性・女性が孤独を感じないための仕事や趣味の見つけ方

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この記事のサマリ
  • 日本人のおひとりさま世帯は上昇傾向にある
  • 孤独な老後では「金銭的」「精神的」な不安が問題になる
  • 人と接する機会を持つことで孤独を回避できる

日本は超高齢化が進んでおり、将来的には独身・既婚を問わず、誰もが老後を「おひとりさま」で過ごす可能性があるということを想定しておく必要があります。

金銭的な対策はもちろんですが、定年後の長きにわたって「孤独」にならないような対策をしておくことが望ましいです。

今回は、老後に孤独を感じないための対策について解説します。

おひとりさま世帯は増加傾向にある

増加

1980年以降、日本では未婚率の増加や核家族化により、おひとりさま世帯(単独世帯)が増加しています。特に65歳以上のおひとりさま世帯数については、2000年以降年々増加しており、2040年には900万世帯に達する見込みです。

現役世代にとっても「おひとりさま」は他人事ではありません。

画像引用:単独世帯率の推移と65歳以上の単独世帯数の推移|総務省 平成30年版情報通信白書

「50歳時未婚率」の割合

生涯独身でいる可能性が高い方の割合を示す「50歳時未婚率」も年々上昇しています。

「50歳時未婚率」は、50歳時点で未婚の方は将来的に結婚する可能性が低いと考えられているため「生涯未婚率」と呼ばれていましたが、ライフスタイルの変化や晩婚化の定着によって名称が変更されました。

2019年に発表された人口統計では、2015年時点で男性の50歳時未婚率は23.37%、女性は14.06%といずれも過去最高を更新しています。

画像引用:国立社会保障・人口問題研究所|人口統計資料集(2019)

死別・離婚によってもおひとりさまは増加していく

離婚・死別

厚生労働省の「令和元年(2019)人口動態統計の概況」によれば、2018年には人口1,000人あたり1.68件の離婚が発生し、離婚件数は20万8,333件となっています。

加えて、上記の国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2019)」によれば2017年には50歳以上の男性の0.57%、女性の1.88%が死別によってパートナーを失っています。生涯未婚の世帯だけでなく、離婚や死別した世帯でも「おひとりさま」となりえます。

厚生労働省の「令和元年簡易生命表」によれば、日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性は87.45歳と、女性の方が6年ほど寿命が長くなっており、特に女性は配偶者と死別する可能性は高いと言えます。

これらのデータをかんがみると、「おひとりさま」になることを前提に、老後の将来設計をしたほうがいいと言えるでしょう。

おひとりさまの老後でケアしたいのは「孤独」

孤独

おひとりさまの老後を生き抜くために必要なことは、「誰にも相談できない=孤独」な状態を回避することです。

例えば、日本の社会保障制度は「自己申告」が原則です。知識があれば支援を受けることができますが、何も知らないと金銭的な援助や人的な支援が受けられません。

制度をフル活用して老後を生きるためには、若いうちから「どんな制度があるのか」を知っておく必要があります。

考えられる問題については早めに対処しておくことで、孤独を感じない老後に近づくことができます。

孤独な老後に心配されること

それでは、具体的に「孤独」になると、どのようなことが心配されるでしょうか。主に考えられることは、以下の3つです。

精神的な寂しさ

誰とも交わらず、1人の時間が続くと、ふとした瞬間に寂しさを感じるときがあります。

他人から家族の話を聞いた時や散歩などで家族のだんらんを目の当たりにした時など、孤独を感じてしまうこともあるでしょう。

結婚したくても事情があってできなかった方やパートナーとの離別・死別の経験をした方は、友人と自分の境遇を比較してしまうこともあるかもしれません。

病気・介護

1人暮らしで病気にかかってしまうと、基本的に看病をしてくれる方はいません。入院した場合などは家族がお見舞いに来てくれる周囲の方を見ながら、1人で治療しなければいけない心細さを感じることもあるでしょう。

日頃は「おひとりさま」に満足していた方でも、身体的・精神的に弱ってしまうことで不安を覚えることはありえます。

お金

老後の収入を年金のみに頼っていた場合、配偶者が先に亡くなったことで、年金受給額が減ってしまう可能性も考えられます。

離婚によって「おひとりさま」になった場合の年金についても知っておく必要があります。
年金分割は熟年離婚する専業主婦(夫)を守る制度|種類・計算方法など解説

孤独を回避するには

孤独 回避

それでは、具体的にどうすれば「孤独な老後」を回避できるのでしょうか。若いうちから計画できる対策を紹介します。

社会とのつながりを持ち続ける

孤独を解消する有効な方法は、人との関わりを持ち続けることです。何かしらのコミュニティに所属することで、精神的な不安を軽減できたり、収入に繋がる可能性もあります。

仕事を続ける

老後の孤独の不安を助長させる原因の1つが、「お金の問題」です。お金の問題を解消するためにも働けるうちはなるべく仕事を続けましょう。

平成30年度厚生年金・国民年金事業の概況によれば厚生年金(厚生年金+国民年金)と国民年金の受給平均額は以下のとおりです。

厚生年金

画像引用:厚生労働省|平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

国民年金

画像引用:厚生労働省|平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況

厚生年金が満額受け取れる人が65歳から90歳までの25年間に受け取れる金額は平均4,350万円なのに対し、老後の30年間の平均消費支出が約5,400万円(2018年家計調査より算出)であることを考えると1,000万円以上の赤字になる計算です。国民年金のみ受給の世帯では、25年間で1,650万円しか受け取れません。

いずれにしても、老後の生活を支えるためには年金以外の収入を得ることが必要です。

仕事を続けることで周りとの関わりを持てる精神的な充足だけでなく、金銭的な不安からも解放されるでしょう。
老後の仕事 老後も仕事を続けるためには?|定年後の仕事の探し方と事前にできる対策

趣味を見つける

老後に趣味を持つことは孤独を解消する以外にも、認知機能の低下を防ぐことが期待できます。

国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが60歳以上の方に向けた調査では、家でゴロゴロしている方に比べて趣味を持つ人の方が認知機能が低下しづらいという結果が出ています。
trecking 老後の趣味の見つけ方。これから優先したいことは「趣味」が5割

地域行事・社会事業に参加する

社会活動

画像引用:令和元年度高齢社会白書

また、内閣府が実施した高齢者の社会活動に関するアンケートでは

  • 地域に安心して生活するためのつながりができた
  • 新しい友人を得ることができた
  • 社会に貢献することで充足感を感じている

といったような社会活動への参加におけるメリットが示されています。

退職後に希薄になった人間関係を補い、孤独から抜け出すための対策として、地域行事や社会行事への参加といったボランティア活動は重要といえます。

まとめ

今回は、おひとりさまで迎える老後の孤独対策について解説しました。独身の方だけでなく、ご夫婦世帯もおひとりさまになる可能性が大いにあるので、全ての方がおひとりさま老後に備える必要があります。

人との関わりを持つことができれば、孤独感を和らげることができますし、趣味や仕事を通じて老後を謳歌することも可能です。

いざ退職した後に金銭的にも精神的にも困らないよう、若いうちから老後の生活設計をしていきましょう。

再雇用ライター紹介 | 高柳政道 Takayanagi Masamichi
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。老後に安心して暮らすための知識とノウハウを紹介いたします。

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