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J:COMの固定電話サービスを解約する方法|流れ・費用・事前の確認事項を解説

この記事のサマリ
  • 使わない固定電話は解約の検討がおすすめ
  • J:COMの固定電話サービスは電話だけの部分解約が可能
  • J:COM固定電話サービスの解約方法は電話またはJ:COMショップ(店舗による)
  • J:COM固定電話サービス解約申し込み前には2つの確認が必要

自宅の固定電話をほとんど使っていない人は、固定電話サービスの解約がおすすめです。

今回はケーブルテレビ会社J:COMが提供する固定電話サービスをご利用中の人に向けて、固定電話サービス「J:COM PHONE」の解約のしかたを説明します。固定電話の廃止を考えている人は参考にしてください。

J:COMには固定電話のサービスがある

黒電話の前で椅子に座る人形

ケーブルテレビは電波状況が悪い地域に住む人や、インターネットとテレビをまとめて契約したい人、地デジだけでなくBS・CSテレビ番組もあわせて視聴したい人にとって便利なサービスです。

ケーブルテレビ会社の最大手であるJ:COMは、サービスの基本となるテレビとインターネット接続サービスに加えて、電気やガス、固定電話などのさまざまなサービスを展開しています。

ケーブルテレビに加入している人の中には、生活にまつわるすべてのサービスをJ:COMにまとめているという人も少なくありません。

参考 サービス案内J:COM

固定電話は使わなければ解約してもOK

羽が生えた「いらないもの」と人形

「そういえば最近、自宅の固定電話を使ってないな」と感じている人も多いのではないでしょうか。

最近ではスマートフォンが普及したため、通話はもっぱらスマートフォンを利用している人が増えています。特に固定電話を利用する機会がなければ解約も一案です。

J:COM の固定電話サービスは、J:COM自体を解約しなくても電話のみの解約ができます。

なお本記事ではJ:COM固定電話サービスの解約について解説しますが、NTTやauの固定電話サービスを利用中で、解約を検討している人は以下の記事をご覧ください。

NTT契約の固定電話を解約する方法|解約前に確認すべき4つの注意事項とは

→リンク「au 固定電話 解約」

J:COMの固定電話サービスを解約する方法

白いダイヤル電話

J:COMの固定電話サービスを解約する場合には、電話での申し込みが便利です。

以下の番号に電話をして「固定電話サービスを解約したい」とオペレーターに伝えてください。

J:COMカスタマーセンター(年中無休09:00~18:00受付)
フリーダイヤル 0120-999-000

J:COMショップの解約手続きは要確認

J:COMのショップが近くにある人は、J:COMショップでも解約手続きができます。

ただし、中には契約関連の業務を行っていないショップもありますので注意が必要です。J:COMショップで解約手続きをしたい人は、来店前に必ず各ショップに解約手続きができるかどうか確認してください。

参考 ジェイコムショップ・窓口一覧J:COM

なおJ:COMショップでの手続きは、来店予約をした人が優先されます。混雑しているときにはかなり待たされる可能性がありますので、あらかじめWeb予約されることをおすすめします。

インターネットでの申し込みは予約のみ

解約申し込みはJ:COMサポートサイトからもできますが、インターネット上で行えるのは解約の予約だけなので、最終的には担当者と電話もしくはメールでやりとりする必要があります。

二度手間になってしまうため、基本的には電話での解約申し込みがおすすめです。

J:COMカスタマーセンターの受付時間外に解約を思い立ち、忘れないうちに申し込みだけしておきたいという人は、以下ページから申し込み予約をしてください。

参考 オプション追加・解約のお申し込みJ:COM

解約手続きに必要な情報

ノートにメモをとる女性

電話またはJ:COMショップで解約手続きをする際には、以下の情報が必要です。

解約手続きをスムーズに進めるために、あらかじめメモなどを手元に用意しておきましょう。

  • 契約者氏名
  • 契約番号(お客様番号)
  • 設置住所
  • 解約の理由
  • 解約希望日(申し込みから1ヶ月後が目安)
  • 申込者の連絡先(電話番号・メールアドレス)

J:COMの固定電話サービス解約の流れ

STEP123と書かれたブロック

J:COMの固定電話サービス解約は、以下のような流れで行われます。

STEP.1
J:COMへ連絡
電話(J:COMカスタマーセンター)もしくは店舗(J:COMショップ)に連絡します。Web予約をした人は折り返し電話を待ちます。
STEP.2
解約申し込み
オペレーターもしくはショップ店員に、固定電話サービスを解約したい旨を伝えます。間違ってケーブルテレビ契約自体の解約をしないよう注意してください。
STEP.3
契約終了
申し込みをする際に伝えた解約希望日にて、固定電話サービス契約が終了します。
STEP.4
ケーブル・機器撤去工事
解約日以降のおおむね1ヶ月以内に、J:COMから派遣された作業員が固定電話用の引き込みケーブルおよび機器撤去工事のために自宅へ訪問します。工事の際には立ち合いが必要です。引き込みケーブルの撤去が不要な場合はSTEP5に進みます。
STEP.5
レンタル機器返却
J:COMのレンタル機器(テレビ端子と固定電話を接続するEMTA)を取り外して返却します。取り外しかたのマニュアルや梱包材J:COMから郵送されます。なおSTEP4で作業員がEMTAを回収した場合には返送の必要はありません。
STEP.6
支払
撤去工事等の費用がかかった人は支払をし、すべての手続きが完了します。

J:COMの固定電話サービス解約にかかる費用

コストのイメージ

J:COMの固定電話サービス解約には、契約内容やケーブル敷設状況によりかかる費用が異なります。

費用が発生する状況は以下3点です。ご自宅のJ:COM固定電話サービスの解約にどの費用がかかるかは、解約申し込み時にオペレーターまでご確認ください。

1.長期契約サービス解除料金(違約金)

J:COMの長期契約サービスとは、一定のサービス契約期間を設定して継続利用することで、月々の料金が割引になるサービスです。

長期契約サービスを利用している人は固定電話サービスのみの解約であっても、更新期間以外の契約変更には770円(税込)の契約解除料金が発生します。

更新期間は契約更新月の前月1日から翌月末日までの3か月間です。できるだけ費用を抑えながら固定電話サービスを解約したい人は、更新期間中にお手続きすることをおすすめします。

2.撤去工事費

固定電話サービスの解約によりJ:COMの引き込みケーブルを一部撤去する場合には、部分撤去工事が発生します。

部分撤去工事費用は戸建て、集合住宅ともに4,950円(税込)です。

3.レンタル機器配送料

J:COMよりレンタルしていた機器(EMTA)は、解約に伴い契約エリアの機器回収センターに返送しますが、このときの配送料は契約者自身が負担する必要があります。

機器回収センターは全国に3か所あります。(北海道札幌市・千葉県習志野市・大阪府藤井寺市)なおいずれも物流倉庫のため、持ち込みでの返却は受け付けられないので注意してください。

固定電話の解約申し込み前に検討する事項

ダウンサイジングと書かれたブロックの前で検討する4人の人形

J:COM固定電話サービスの解約申し込みをする前に、本当に解約が望ましいかどうかを今一度確認しましょう。

解約申し込みをした後は原則として取り消しができません。以下2つの確認事項をよくよく検討してから解約申し込みを行ってください。

1.セット割引終了で逆に損をしないか

J:COMにはテレビ・インターネット・固定電話など複数のサービスを契約すると、セット割引が適用されてお得に使えるプランがあります。

固定電話サービスの解約によりセット割引が適用されなくなると、その後も利用するテレビやインターネットなどの利用料金が値上がりし、結果として損になってしまう可能性もあります。

またJ:COMの各契約とau・UQ mobileのスマートフォン契約をセットにして「自宅セット割」を設定している人は、固定電話サービスの解約により割引の適用外となり、スマートフォン料金が値上がりするかもしれません。

自宅セット割の対象は、J:COMテレビ・インターネット・固定電話サービスのいずれか2つ以上を利用している人です。J:COMでインターネットを利用していない人は注意してください。

2.重要な相手との連絡手段が絶たれないか

携帯電話やスマートフォンがこれほど普及する前は、固定電話がほとんど唯一の音声通話ツールでした。

日頃からやりとりを続けている相手であれば携帯電話番号をご存じでしょうが、古い知り合いや過去の所属団体、常には交流していない親戚などの相手には、現在の携帯電話番号まではお伝えしていないでしょう。

例えば親戚にご不幸があったとき、または過去に親しかった知人が再び交流を温めようとして連絡してくるときに、固定電話がないために重要な連絡を取り逃がしてしまう可能性があります。

過去の知り合いすべてに携帯電話番号の周知をするのは難しいですが、今後連絡が取れないと困る相手にはきちんと現在の連絡手段や携帯電話番号を教えておくようにしてください。

まとめ

電話のダイヤル

今回はJ:COMの固定電話サービスを解約する方法などについて解説しました。

近年では固定電話を利用している高齢者を主なターゲットにした、特殊詐欺やアポ電強盗などの被害が多発しています。節約のためだけでなく身を守るためにも、不要な固定電話は解約も検討してみましょう。

ライター紹介 | 杉田 Sugita
終活カウンセラー2級・認知症サポーター。父母の介護と看取りの経験を元にした、ナマの知識とノウハウを共有してまいります。

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