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終活アプリとは?利用するメリットとおすすめ終活アプリを紹介

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この記事のサマリ
  • スマートフォンで終活ができるアプリが登場している
  • 場所に縛られずに作成でき、鮮明なデータを残すことが可能
  • 法的な拘束力はない分、自由に作成できる

「終活」という言葉が浸透した昨今、多くの方が終活に興味を持っていると言われています。

ただ、ひとくちに終活と言ってもその方法はさまざまです。最近では、スマートフォンのアプリを使った終活も登場しています。

そこで今回は、終活をスマートフォンのアプリで進めるメリットと終活アプリとはどのようなものか、おすすめアプリについてご紹介いたします。

終活のためのアプリとは

アプリ

終活というと、「便箋と筆ペン」のようなツールで書き記すアナログなものであるというイメージをお持ちではありませんか?

実は、最近ではデジタル上で終活を行う「アプリ」が続々とリリースされています。

終活アプリは4タイプに分けられる

スマートフォンのアプリで終活ができる「終活アプリ」ですが、大きく分けて4つのタイプがあります。

ご自身がどのような「終活」を行っていきたいかによって、選ぶべきアプリが変わってきます。

どのようなアプリがあるのか、それぞれご紹介しましょう。

エンディングノートタイプ

スマートフォンでエンディングノートが作れるアプリです。エンディングノートを残しておけば、遺族が故人の遺志を知ることができます。

そもそも「エンディングノート」とは具体的に何を書くのでしょうか?

エンディングノートとは、終活に取り組まれている方が、自分のこれからの意思や希望を家族に対するメッセージなどを書いたノートです。葬儀やお墓の希望や、死後に解約手続きしてほしいサービスのログイン情報や解約の進め方なども自由に書き込んでいきます。

エンディングノートは遺言と違い、法的な効力はありません。その代わり形式が自由で、どんな内容でも書いておくことができます。

自分史タイプ

スマートフォンでこれまでの人生を振り返る「自分史」を作れるアプリです。

エンディングノートを使って自分の半生を日記帳のように書くのではなく、年表形式で書き上げたいというニーズに対応した商品です。

自分と家族を含めた年表を作ることで、大切な思い出が鮮明によみがえるでしょう。

遺言タイプ

スマートフォンで遺言のひな形を作れるアプリです。

アプリで作成された文面を頼りに紙に書き写すことで、自筆証書遺言が完成します。フォームの質問内容に答えていくだけで遺言が作成できるなど、気軽に使えるところが魅力です。

遺言アプリを使うことで、専門家への依頼費用を節約できる点がメリットです。

専門家に遺言の作成を依頼すると一般的には1件10万円以上かかりますが、アプリを使えば無料で作成を進められます。

資産管理タイプ

スマートフォンで資産登録、管理ができるアプリです。

遺言作成の際に必要な財産目録を作るときにも役に立ち、遺産分割協議に必要な資産の内容や継承者をアプリに登録しておくことで、スムーズな相続をサポートします。

不動産や通帳など資産の画像や被相続人のメッセージを動画で残せるタイプもあります。

終活アプリを利用するメリット・デメリット

メリット

手書きではなく、デジタルで終活を進めることにはメリットもデメリットもあります。

メリット

アプリを使って終活するメリットは以下のとおりです。

気軽に作成できる

手元にスマートフォンさえあれば、いつでも作成できます。通勤時間や休憩時間などの「すきま時間」に自由に編集できるのが魅力です。

気軽に始められて、すぐ辞められる点もメリットです。

アプリをダウンロードするだけですぐに始められるだけでなく、自分に合わないと感じたら削除できます。

修正もカンタン

紙のノートで修正する場合は、書いた文字を消して再度書き直す必要があります。修正できない場合、イチから作り直すことになります。

アプリであればボタン1つで修正作業ができるうえ、消したことでノートが汚くなることもありません。

記録が鮮明に残る

アプリでエンディングノートを作る際、文字以外にも写真や動画を保存できます。

文字以外の手段を使って記録を残せる点は、大きなメリットと言えるでしょう、

さらに、紙と違ってデジタルデータは劣化しません。年月が経っても劣化すること無く、いつまでも綺麗な状態で完全な情報を残すことが可能です。

デメリット

一方で、アプリで終活を行うことはデメリットもあります。

サービス終了のリスク

終活アプリは続々リリースされていますが、全てが採算の取れる人気アプリというわけではありません。どうしても人気アプリとそうでないアプリに分かれてしまいます。

運営会社側の事情によって、突然サービスが終了する可能性はゼロではありません。

いざという時のために、アプリでの記録と紙での記録の2つを同時に進めておくことがおすすめです。

自由な入力ができない

手書きであれば、自分で自由に書き記すことができます。

一方のアプリはある程度枠組みが決まっていて、質問に回答したり情報を整理したりすることで枠を埋めていくイメージです。

整然と情報が並べられて見やすい点はメリットですが、完全に自由な記入ができないことは覚えておきましょう。

タイプ別のおすすめ終活アプリ

「エンディングノート」「自分史」「遺言」「資産管理」の4タイプのアプリがあることはすでにご紹介しました。

ここでは、それぞれのジャンルのアプリ例をご紹介します。

【エンディングノート】100年ノート

100年ノートの機能はズバリ「アプリ版のエンディングノート」です。

葬儀やお墓に関する希望、寝たきりになった場合はどうしてほしいのかなどの「家族に残しておきたい情報」を簡単に記録できます。

表示されている文字が大きくて見やすいうえ、操作もシンプルです。音声入力機能、写真撮影機能など年配の方に配慮した機能が搭載されているのも魅力です。また、基本利用料金は無料です。

遺言書のような法的効力はなくても、気軽に作成して想いを伝えたい方にはおすすめできます。

【自分史】家族史年表+未来設計

家族史年表+未来設定は登録やログイン不要で利用できるシンプルな「年表アプリ」です。

子育てママさんが家族のスケジュールを管理するために作られたのが始まりのアプリです。面倒なログイン作業が不要で、自分だけが楽しむアプリとして活用できます。

家族の誕生日を登録すれば年齢を自動計算してくれるほか、子供の学年は「年少から中3まで」自動計算してくれます。1ページを1年として横スクロールで過去の出来事と未来の予定を確認できるため、非常に見やすいのも特徴です。

家族とデータを共有することはできないものの、自分だけが眺める「自分史」を作りたい方におすすめです。

【遺言】ハトの遺言

ハトの遺言は弁護士監修による「遺言作成アプリ」です。フォームの質問に答えていくだけで、10分で遺言作成が完了します。

入力は最大7項目に絞られていて、短時間で遺言のひな形が完成します。アプリ内でひな形が完成してもそれだけでは法的に効果があるわけではないので、最後は紙に書き写して署名、捺印をする必要があります。

法的に効果が期待できる遺言書を作成しておきたいけれど、専門家費用をかけずに作成したいという方にはおすすめです。

このアプリをもとに遺言書を作成し、それを専門家に見てもらうという形でも専門家費用を節約することができます。

【資産管理】そなサポ

そなサポは大切な資産や継承者を事前に登録して、「もしもに備える資産管理アプリ」です。

相続管理と見守り、動画メッセージの作成など多彩な機能性を有しています。資産情報を詳細に記録しておき、その資産を受け継ぐ方を入力しておくことで、スムーズな相続をサポートします。利用者に万が一のことがあった場合、登録した情報はそなサポから継承者に開示されるため安心です。

財産の内容を開示するだけでなく、想いを込めた「動画メッセージ」を送ることもできます。離れて暮らす子供たちに自分の様子を伝える「見守りサービス」も利用可能です。

そなサポは大切な方へ資産情報と想いを残すためのアプリであり、法的な遺言を作成するには別途で「自筆証書遺言」「公正証書遺言」の作成が必要ですので、遺言を作る際のサポートとしてのご利用をおすすめします。

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まとめ

今回は、終活をアプリで行うメリットとデメリット、おすすめの終活アプリについてご紹介しました。

無料で気軽に始められ、画像や動画などを含めて鮮明なデータを残せることがアプリの魅力です。一方、突然のサービス終了で困らないように対策も必要です。

早いうちから終活について検討し、ご自身に合った終活アプリを見つけてください。

3つライター紹介 | 高柳政道 Takayanagi Masamichi
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。老後に安心して暮らすための知識とノウハウを紹介いたします。

そなサポ
「そなサポ」は、大切な資産や継承者を事前に登録することで、将来のスムーズな相続をサポートするもしもの備えの終活アプリです。

受け継ぐ相手への想いを込めた「動画メッセージ」を残すことができるほか、離れて暮らす子どもたち(資産の継承者)に利用者の元気を自動で通知する「見守りサービス」もご利用できます。

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