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終活(エンディング)ノートが10分で完成。6個の質問に答えるだけ

エンディングノートを書く女性

この記事のサマリ
  • 終活ノート(エンディングノート)とは、家族や友人に向けて伝えたいことを書き記すためのノート
  • 法的効力はなく、書きたいことを自由に書いてよい
  • 答えるだけで終活ノートが完成する6つの質問をご紹介

終活ノート(エンディングノート)とは

「終活」とは「自身の人生の終わりに向け、悔いのないように準備をする活動」のことです。終活ノートはその活動の一つです。

終活ノートはエンディングノートとも呼ばれ、家族や友人に向けて伝えたいことを書き記すためのノートです。ノートを用意しておくことで、早めに自分の終末期について家族とコミュニケーションがとれます。万が一、認知症などで判断能力を失ってしまった場合に自分の意思を伝えるための役割も担います。

遺言書とは違い法的効力はないため、財産の相続に関することや、養子縁組などの血縁関係についてと言うよりは、自身の思い出や亡くなった後に遺族にどうしてほしいかなどを書くのが一般的です。

自分が判断能力を失ってしまった場合や亡くなった後に、周りの家族や友人が混乱したり悩んだりしないように、終活ノートの用意をおすすめします。

また、終活ノートを書くことで人生を振り返ることができ、やり残したことなどに気づくことができます。終活ノートを書くことは周りの家族や友人だけでなく、自分のためにもなるのです。

さて、今回は「何を書けばいいのかわからない…」といった人に向けて、最低限書くとよいことを質問形式で聞いていきます。質問に対して一言でもよいので、終活ノートを書いていきましょう。

まずは10分ほどで簡単に書いてみて、少しずつ内容を充実させていきましょう!

終活ノートが作れる6個の質問

時間

まずはノートをご用意ください。目安は質問1つにつき約2分です。
表紙には好きなタイトル(例:私のエンディングノート)、名前、日付を記入しましょう。

質問1:あなたのお名前と性別、生年月日は?

まずは自分自身のことを書きましょう。 このとき、クレジットカード、銀行口座、パスポート番号、マイナンバーなど、遺族が後の手続きに必要だと思われる情報を書いておくとよいでしょう。

質問2:持病や現在患っている病気はありますか?

自身の健康状態についても記入しておきましょう。その際、通院している病院や服用している薬などの情報も書いておくと親族が助かります。また、今は健康だとしても、大きな病気にかかり倒れてしまった場合にどうしてほしいかも書いておくといいでしょう。

質問3:介護はどのようにしてほしいですか?

介護が必要になった際、どのように介護をしてほしいかを伝えましょう。「最期は子供と一緒に暮らしたい。」、「迷惑をかけたくないから老人ホームに入りたい。」など、自分の本心を書くことをおすすめします。

質問4:お葬式はどのようにしてほしいですか?

どのようなお葬式にしてもらいたいか、「身内だけで静かに」、「たくさん人を呼んで欲しい」、「明るい雰囲気で」…など、希望があれば書いておくとよいでしょう。特に、呼んで欲しい知り合いをリストアップしておくと遺族は助かります。ただ、実際にお葬式の準備を行うのは残された遺族です。元気なうちに家族の方と相談をし、無理難題を押し付けないように注意しましょう。

質問5:お墓はどのようにしてほしいですか?

お葬式だけでなく、お墓の希望も書いておくといいですね。最近ではお墓を選ばず「散骨」を希望する人も増えているそうです。

質問6:遺産は誰に、何を相続させたいですか?

※今の段階で相続について何も検討されていない方は、この質問を飛ばしても大丈夫です。相続について検討し、遺言書を用意したタイミングで終活ノートに記載しましょう。

遺産相続はトラブルの要因にもなりやすい重要な項目です。しっかりと自分の意思を遺族に伝えましょう。ただ冒頭でもお話したように、終活ノートには法的効力がないため、自分の意思が正しく反映されるか不確定ではあります。「誰に渡したいか」、「何を渡したいか」などの具体的な内容は、遺言書として別に書いておく必要があります終活ノートには、自分の財産のリスト、遺言書の保管場所、などをメインに書くとよいでしょう。

おまけ:家族や友人へのメッセージ

終活ノートは法的効力がなく、書き方に法的に定められた書式があるわけではないので、何を書いてもよいです。最後に家族や友人へメッセージを残しましょう。直接伝えるのが恥ずかしい内容でも、文字にすることで伝えやすいかもしれませんね。

ただ、こちらは10分で書ける内容ではないと思いますので、ゆっくりと時間をかけて考えていきましょう。

お勧めの終活ノート(市販)や無料テンプレート

エンディングノート

おすすめ市販の終活ノート

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▶百人百想・エンディングノート
▶エンディングノート(日刊葬儀新聞社編)

終活ノートを書くときの注意点3つ

娘に伝える

1.終活ノートに法的効力はない

本記事で何度もお伝えしたことではありますが、終活ノートに法的効力はありません。あくまで、自分の歴史をまとめるもの、最後に家族や友人へ想いを伝えるものであるということを理解しておきましょう。遺産相続や養子縁組など、法的効力が必要な内容は 別に遺言書を用意しましょう。

2.書くだけではなく伝えなければ意味がない

終活ノートの目的は、自分の終末期について早い段階から周りの家族たちとコミュニケーションをとることです。どんなに時間をかけて終活ノートを作成したとしても、遺族にノートが渡らなければなんの意味もありません。しっかりと保管場所を決め、家族に伝えましょう。

3.まずは気楽に書いてみる

終活ノートの書き方について色々とお伝えしましたが、終活ノートに書き方の決まりはありません。「どう書いたらいいのだろう…」と悩む必要はないのです。まずは書きたいと思ったことから書いていき、何度も読み返しながら内容を綺麗にまとめていきましょう。


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