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終活イベントで学べる内容・種類・探し方・参加時の注意点をまとめました

この記事のサマリ
  • 近年の終活ブームにより終活イベントが急増中
  • 主要都市での開催が多いものの、小規模のイベントは各地で実施されている
  • 終活の第一歩として選ぶなら網羅的に学べる「終活ファミリーフェスタ」がおすすめ

近年、終活が大変なブームとなっています。

断捨離をはじめとする生前整理や、エンディングノートの作成、お墓や葬儀場の生前予約など、美しい人生の終わり方のために努力している人たちが増えています。

自分でも終活を始めてみようと考えている方も多いとは思いますが、どうやって終活をすればよいのか分からないという声をよく聞きます。

今回は、大都市を中心に開催されている終活イベントについて詳しく解説しましょう。

終活イベントとは

終活イベントとは、終活を始めたい・始めている人向けに行われているイベントです。

民間企業が開催する終活イベントもありますし、自治体が非営利で開催する終活イベントもあります。

内容にもさまざまなタイプがあり、参加者の目的に合わせて選択することが可能です。

基本的に終活イベントは自分の終活準備のために参加する人が多い傾向にありますが、中には親が旅立つ前に子世代ができることを知る目的で参加している人もいます。

「終活」は年齢や状況に関わらず、考えておくべきもののひとつなので、心身ともに健康なうちに終活イベントに参加することが、より良い人生を送る手助けにもなります。

終活イベントで学べる内容

では、終活イベントではどのようなことが学べるのでしょうか。

イベントの種類により異なりますが、主に以下のような内容が学べます。

  • エンディングノート(または遺言書)の書き方
  • 生前整理の方法
  • 相続対策
  • お墓およびお葬儀の種類、選び方

終活とは若干異なりますが、老年になってから受けられる介護保険についても一緒に学べるイベントや、最期まで自立した生活が送れるように健康体操認知症予防対策を教えてくれるイベントもあります。

終活イベントの種類

それでは、具体的にどのような終活イベントが開催されているかを見ていきましょう。

終活イベントは大きく分けて「展示会型」「セミナー型」「体験型」に分かれています。

また、それぞれのタイプを複数組み合わせた終活イベントもありますので、自分のフェーズに合ったイベントを選んでいきましょう。

展示会型

展示会型の終活イベントは大きなイベント会場スペースを貸し切って行われるイベントです。

一度に終活について網羅的に学ぶことができ、基本的には無料で行われているイベントのため、一番はじめには参加もしやすくおすすめのタイプです。

一般社団法人 終活カウンセラー協会が年に1度開催している「終活ファミリーフェスタ」では業界で著名な方の講演に参加したり、終活カウンセラーへの相談に無料で相談できたりします。東京だけでなく、大阪や札幌でも開催実績があります。

セミナー型

セミナー型の終活イベントは、シニアライフアドバイザーなどの講師が講義を行いながら、実際の終活準備のやり方について個別ブースで相談ができるタイプのイベントです。

生命保険会社などが開催している終活イベントでは、終活に向けた保険の見直しの相談にのってくれます。

ショッピングセンターで開催されている終活セミナーも多く、比較的気軽に参加できるのが特徴です。
ショッピングモールで有名なイオンでも定期的に各地で終活セミナーを開催しています。

内容は終活のメインである「相続・遺言・保険・お墓・お葬式」を1日かけて網羅的に説明してくれます。

もちろん、全セミナーに参加しなくてもよいですし、並行して個別相談も行われているので、心配事を個別で相談もできます。

セミナーの規模も20〜30人と大きすぎず小さすぎないため、比較的参加しやすいと言えるでしょう。

セミナーの開催情報は、随時HPで掲載されます。お買い物のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

参加費用は基本無料で、事前に予約をするとイオンオリジナルの「メッセージノート」というエンディングノートがプレゼントでもらえます。

体験型

話を聞くだけではなく、実際に行う体験型のイベントもあります。

例えば、自分の遺影をあらかじめ撮影しておく遺影撮影会などがあります。

いざという時に遺影に使える写真が無くて遺族が困ったというケースもよく見受けられるため、あらかじめ遺影用の写真が用意してあると、遺族の大きな助けになります。

また、変わった体験型終活イベントとしては入棺体験などもあります。

葬儀社主体のイベントで実際に棺の中に入って故人の気持ちを体感するイベントです。

都内ではBLUE OCEAN CAFÉという江東区住吉にあるカフェが積極的に終活の体験型イベントを行なっています。

BLUE OCEAN CAFÉでは、前述の入棺体験だけでなく、エンディングノートを一緒に書いてみるイベントや、終活の全体を把握するためのゲームを行なっています。

参加費は数千円かかってしまいますが、ただ話を聞くだけではなく具体的にアクションにつなげたい場合はオススメです。

終活イベントの探し方

参加してみたい終活イベントの種類が決まったら、次は実際に開催が予定されているイベントを探しましょう。

大規模な終活イベントは、ほとんどが東京や大阪などの主要都市で開催されています。

ショッピングモールなどで開催される小規模なイベントでしたら、地方都市でもいくつか開催されていますので探してみてください。

インターネット

立地を問わずいろいろなタイプの終活イベントが見つけやすいのは、インターネット検索による探し方です。
「終活イベント 東京」などエリアを入れて検索をすることで、ご自身が住むエリアの近くで開催される終活イベントが見つかりやすくなるかもしれません。

ただし、ネット上の掲載情報は古いページが残っていることもあるため、最新情報はしっかり確認するようにしましょう。

また、以下のようにイベント検索サイトで終活イベントを探すこともできます。

「こくちーず」は誰もが簡単にイベントをウェブ上で告知できるサイトです。気に入ったイベントがあれば、会員登録をすることでイベントに参加申し込みができます。

全国の終活イベントは263件(2019年10月17日時点)が掲載されていました。

>> 終活セミナー・イベント

「ジモティー」は”地元の掲示板”をコンセプトに運営をしているサイトで、イベントだけではなく地元に密着したコンテンツを掲載しています。

全国の終活イベントは200件(2019年10月17日時点)が掲載されていました。

>> 「終活」の全国のイベント情報

雑誌広告・自治体広報紙

雑誌の記事や広告、各自治体が発行している広報紙などは、これから行われる終活イベントを調べるのに良い方法です。

特に自治体広報紙に掲載されている終活イベントは参加費も安価なことが多く、強引な営業をかけられる心配もあまりないので安心できます。

しかし、行きたい内容の終活イベント情報が常に掲載されているわけではないので、日頃から掲載有無をチェックしておく必要があります。

ホスピス・病院・葬儀会社

自分自身および家族が病院やホスピスに入っている場合、その施設が主催する終活イベントに参加することもできます。

また、近くの葬儀社が終活イベントを実施している場合もありますので、葬儀社からイベントを探してみるというのも1つの手段です。

まとめ


今回は、終活イベントの種類や探し方について解説しました。

日本全国でいろいろな終活イベントが開催されていますので、興味を惹かれたイベントがあったら足を運んでみるのもよいでしょう。

まず足を踏み出すことが、良い終活の第一歩です。

「そのとき」までに何をすれば良いか、何が遺された家族の助けになるか、終活イベントへの参加でいくつものヒントが得られることでしょう。


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